【個人で使える】振り返りのフレームワーク4選

振り返りフレームワーク4選 コラム

私がUpworkで副業を始めてから半年が経過しました。フリーランス、大変じゃないですか?

フリーランスとして働く場合、すべてが自由です。
起きる時間、寝る時間、勤務時間、休憩時間に制限がありません。
仕事量や報酬もピンキリです。

そして、フリーランスで働く上で難しさはその自由さにあります。
特にモチベーション管理は大変ではないでしょうか?

・実績が足りず低単価の仕事を受けざるを得ない
・何のために頑張っているのかわからなくなる
・一緒に働く仲間がおらず、孤独

ものコンボで挫折した人、心が折れそうな人は多いのではないでしょうか?
文字単価1円未満で苦労しているWebライターさんとか。

一度、立ち止まって振り返りをしましょう。
あなたはもともとすばらしい目標やモチベーションがあり行動してきたはず。
挫けるにはまだ早いかもしれません。

振り返りってなんだ?

・自分の目標は何か?
・今までの自分の活動はどうだったか?
・目標と行動はリンクしているか?
・これからどうするべきか?

このようなことについて、立ち止まって時間を作って考え直すことです。

毎日の仕事に忙殺されていると、思考能力が低下します。
目の前の作業をこなすことに力を注ぐ余り、非効率なことをしてしまっていることに気付けなかったり、自分がしたかったことと今自分がしていることのギャップがいつの間にか生まれてしまうことがあります。
そして、それに気づかぬまま時間だけが流れていきます。

結果として求めていなかった現実に向き合うことになり、疲弊と共にモチベーションを失ってしまう。
という最悪のシナリオが待ち受けているかもしれません。

「木こりのジレンマ」をご存じでしょうか?
非常に有名な話ではありますが、紹介します。

木こりのジレンマ

ある木こりが、がんばって木を切っている。
通りがかった旅人がその様子を眺めていたが、斧を振るう勢いのわりに、なかなか木が切れていない。見ると木こりの使っている斧がこぼれしているようなので、旅人は言った。

「斧を研いだほうがいいのでは?」

すると、木こりは言った。
「わかっちゃいるんだけどね、木を切るのに忙しくて、それどころじゃないよ」

非常に極端な例に感じて、自分には当てはまらないと思う人もいるかもしれません。
ですが、大なり小なりこういったことが起きています。

話が逸れますが、斧を研ぐよりもチェーンソーを使ったほうがいいかもしれませんね(時代背景は知りませんが)

木こりのジレンマから抜け出すには?

「木を切ることを中断する」

これだけです。
忙しいと思っているときこそ、立ち止まる必要があるのです。

丸一日時間を作って、立ち止まって振り返りましょう。
そうすると、頭が整理されて再スタートを切ることができます。

振り返りのやり方を間違えると効果が出にくいのですが、下記のようなことを検討できるでしょう。

【木こりが気付けること】
・斧の刃こぼれをチェックし、買い替えや修理の検討ができる
・騙し騙し作業をしていたが、手のケガの治療を検討できる
・靴や手袋の購入など、作業効率を高める方法を検討できる
・足場を整備することで効率UPできないかと検討できる
・一緒に作業をしてくれる人を探す検討ができる
・斧以外の方法で作業できないか検討できる

振り返りを行うためのフレームワーク

振り返りを効果的に行うため、世の中にはたくさんのフレームワークが存在します。
チームサイズや目的に合わせて最適なものを選択すれば、しっかりと軌道修正して再スタートを切ることができるでしょう。

本記事では、個人のフリーランスが使えるフレームワークに絞って紹介します。
具体的には、下記4つがおすすめのフレームワークです。

・GBN(Good/Bad/Next)
・SSC(Start/Stop/Continue)
・YWT(やったこと/わかったこと/つぎやること)
・ORID(Objective/Reflective/Interpretative/Decision)

それぞれ、掘り下げて説明します。

GBN(Good/Bad/Next)

文字通りシンプルなフレームワークです。
良かったこと、悪かったこと、次やることを書きだします。

下記に注意して活用しましょう。

・振り返る目標を明示し、それに対するGBNを書く
・いつからいつまでが振り返り対象なのか、期間を設定する
・次やることは、いつからやるのか、いつまでにやるのかを設定する

SSC(Start/Stop/Continue)

Start:新しく始めること
Stop:やめること
Continue:継続して続けていくこと

上記を書き出し、振り返る手法です。
今後のアクションプランを考える上で有効です。

それぞれ、なぜ始めるのか?なぜやめるのか?なぜ継続するのか?も合わせて考えましょう。

YWT(やったこと/わかったこと/つぎやること)

YWTは、振り返りに使えるシンプルなフレームワークです。
下記3点について書き出していきましょう。

Y:やったこと
W:わかったこと
T:つぎやること

他のフレームワークと比較して、かなりライトに取り組める印象があります。
振り返る期間をしっかり定めたうえで活用してみてください。

ORID(Objective/Reflective/Interpretative/Decision)

ORIDは世界中で使われているフレームワークです。
自分が抱いた感情や、周囲への影響も含めて振り返ることができます。

下記4つについて書き出していきます。

Objective:客観的事実
Reflective:反応・感情
Interpretative:解釈・意味
Decision:意思決定

ほかのフレームワークより「何を書くのか?」がわかりづらいので、解説します。

1.Objective:客観的事実
「何をしたか?」「どんな行動を取ったか?」
客観的事実について考えます。YWTでいうところの「Y」と同じです。

2.Reflective:反応・感情
「どんな影響があったか?」「どう感じたか?」
周囲の反応や自分が抱いた感情について考えます。
例えば、場の雰囲気がどう変わったか、人間関係がどう変わったか、どういう意見を言われたか、などです。
また、感情の変化についても考えます。
喜怒哀楽がどう変わったのかを具体的に考えます。

3.Interpretative:解釈・意味
「やったこと、起こったことをどう解釈したか」「そこから何を学んだか」
1と2で整理したことからわかったこと、気付いたことについて考えます。

また、なぜそこに注目したのか、なぜそのように見えたのかについて考えるとより効果的です。

4.Decision:意思決定
「今回の経験をどう活かすか?」「今後どのように行動するか?」
3でわかったことを今後どう活かすのかの意思決定をします。
具体的な行動レベルにまで落とし込んで言語化していきましょう。

まずは、やってみよう!

色んなフレームワークがあって、さあやろうと思っても迷ってしまいそうですね。
まずは、直感でひとつ選んで使ってみましょう!

最初は、最近の1か月について振り返ってみたり、1週間について振り返るなど、
短い期間でやってみると記憶がフレッシュですし、やりやすいです。

・多忙で整理がついていないあなた!GBNを使ってみましょう!
・区切りがついて、さて次はどうしよう?というあなた!SSCを使ってみましょう!
・新しいことを初めたあなた!YWTを使ってみましょう!
・感情の変化も含めてしっかり振り返りたいと思ったあなた!ORIDを使ってみましょう!

振り返りをより効果的に行うには

ひとりで振り返ることはもちろん効果がありますが、
主観的になってしまったり、うまく考えが整理できないことがあります。

客観的に振り返り、新たな考えを取り入れるためにも、誰かと一緒に振り返りをするとより効果を得られます。

信頼できる友達や、家族、仕事仲間と一緒に振り返りをしてみましょう。

振り返りを通じて、あなたの活動が少しでも前進しますように。

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