Upworkという海外のビジネスマッチングプラットフォームを使って、日本にいながら外貨を稼いでいる「さっさ」です。
私は2022年8月頃から参入して、これまで200万円以上をUpworkで稼いできました。
フルタイムで本業をしていますので、副業としては個人的には充分な収入になったと感じています。
さて、Upworkでは自分のプロフィールを登録してクライアントにアピールすることが重要です。
クライアントからすると、顔を見たことがない、話したこともない相手に仕事をお願いするわけですから、「信用できる人なのか」「どんな人なのか」と訝しんでしまいます。
今回は、信用度を高めるために「最低限抑えるべきポイント」と、「こだわるべきたった2つのポイント」を紹介しますので、最後まで見てプロフィールのクオリティアップに役立ててくださいね。
最低限抑えるべきポイント
プロフィールの完成度を高めて100%状態にすることで、クライアントに採用される可能性が4.5倍になるとUpwork公式が発信しています。
100%になっていない人は、まずは下記について対策をしましょう。
Profile photoの登録
以下の要件を守りましょう。
- あなた自身の写真で、フェイク写真やAI生成画像は使わない
- 最低250 x 250ピクセルの画像を使用すること
- 4000 x 4000ピクセル以下の画像を使用すること
- 拡張子は.jpeg か .png
- 画像の最大サイズは5MB
また、下記のような写真を選ぶとよいです。
- 笑顔の写真
- バストアップの写真
- 正面を向いている写真
- 帽子やサングラスをしていない写真
Profile overviewの登録
あなたが何者なのか、どんなスキルや経験があって、仕事を依頼するとどんなメリットがあるのかについて記載しましょう。
以下のような要素を入れて記載するとよいでしょう。
- あなたの職種
- 保有しているスキル
- あなたの略歴
- 仕事を依頼すると得られるメリット(ほかの人にはない強み)
下記の記事にも書いたのですが、「PREP法」を意識して書くと情報が整理されるかと思います。
あわせてご確認ください。
Educationの登録
あなたの学歴について登録します。
場合によっては、あなたのスキルや専門性について証明できるかもしれません。
Employment historyの登録
あなたの職歴について登録します。
具体的に書くことでスキルや専門性を証明するエビデンスになるかもしれません。
Skillsの登録
最大15個まで、タグのような形でスキルを登録することができます。
以下のようなものです。
キーワードを入力することでタグの候補が表示されますので、うまく活用してできるだけ多くのタグを登録しましょう。
Portfolioの登録
あなたの過去の業務実績をアピールしましょう!
どんなプロジェクトで、どんな役割で、どんなスキルを発揮したのかを画像や動画を駆使して訴求することができます。
仕事の実績は何よりの信用度アップの要素です。
できる限りPortfolioを登録していきましょう。
Video introductionの登録
YouTubeのリンクを貼ることで、動画であなたのことを知ってもらうきっかけを作ることができます。
当然ですが、Upworkの利用規約を遵守することが必要です。
また、広告をOFFにする必要がありますので注意しましょう。
Certificationsの登録
あなたが保有している資格を登録して、スキルがあることを証明しましょう。
下記のようなウィンドウ内で資格一覧が表示されますので、該当するものがあれば登録しましょう。
Linked accountsの登録
外部ツールと連携することで、あなたの実績やスキルをより具体的に知ってもらうことができます。
下記ツールが連携対象ですので、もし使っているものがあれば連携しておきましょう。
- Github
- StackOverflow
- Dribbble
- DeviantART
Other experiencesの登録
ここまでに紹介した項目で紹介しきれなかった経験について、フリーフォームで記載することができます。特筆すべきものがあれば活用しましょう。
こだわるべきたった2つのポイント
たくさんの項目を紹介しましたが、いくつ登録できましたか?
すべてを登録しなくても、6割か7割程度記載を進めればプロフィールは100%になるはずです。
ここからは、100%のその先、100%中の100%を目指してプロフィールをブラッシュアップしていきましょう。
スキルや経験は特化させる
色んな仕事を取るために、また間口を広げるために複数のスキルを登録して案件を取りたくなりますよね。それも一つの作戦ですが、記載する内容は「特化型」のほうがよいです。
あまりにも特化しすぎると記載内容がマニアックになりすぎてお客さんがいなくなってしまうのですが、そこまでやってしまう人は稀ですので、思い切って特化させていきましょう。
よくあるパターンとして「英⇒日翻訳ができます!」といったスキルアピールですが、これだけでは他のフリーランサーと差別化ができませんので、より特化させましょう。
あなたがこれまで経験してきた職種、趣味、出身地など、あらゆるものが掛け算的に組み合わせることができます。
「医療業界の英日翻訳ができます」「英日翻訳ができます。SF小説が好きで年間50冊読んでいるため同ジャンルが得意です」など、特定のクライアントに深く刺さる文言にしていきます。
特に、これからUpworkをはじめる方はレビューもなく、クライアントから見ると信用できるかどうかが未知数です。記載内容を特化させ、より具体化させることで信用度を高めることができるでしょう。
飲食店があったとして、ただ単に「居酒屋」という提灯がある店と、「九州地鶏居酒屋」という提灯がある店ですと、後者のほうがこだわりがあって、きっと焼き鳥を食べながらお酒を飲むと最高なんだろうという気がしませんか?
鶏肉の気分じゃない場合はスルーかもしれませんが、大切なのは鶏肉が好きな人をしっかりと捕まえることなのです。
数値化する
あなたの経験やスキルについて、できるだけ数値化しましょう。数値化は具体化の魔法ですので、必ずプロフィールに入れていきましょう。
一例ですが、下記のように数字を入れることで、経験値が具体化され、強そうに見えませんか?
「10年間コールセンターで働いているカスタマーサポートのスペシャリストです。」
「5年間で50件のポスターやバナー広告のデザインを制作しました。」
反対に、数字を抜いた例を記載します。
「コールセンターで長年勤務しているカスタマーサポートのスペシャリストです。」
「これまで多数のポスターやバナー広告のデザインを制作しました。」
どちらのほうが具体的で信用できると感じますか?
まとめ
Upworkは、日本にいながらより物価の高い国から仕事を受けることで高い収入を得られるチャンスを秘めたプラットフォームです。
「最低限プロフィールの完成度を100%」にして、「スキルや経験を特化」させ「数値化」することであなたのプロフィールが差別化され、案件が獲得できる可能性が高まるでしょう。
注意してほしいのは、Upworkではプロフィールを登録することはスタートラインに過ぎず、案件に応募し続けることが重要ですので、「プロフィールを作ったからOK」ではありません。
案件に応募した際にクライアントから信用を勝ち取り案件獲得に繋げる確率を高めるためにプロフィールを充実させておく必要があり、土台の部分になりますので試行錯誤を繰り返してよりよいプロフィールを作っていきましょう。
プロフィール作成の支援をしています
ココナラにて、プロフィールの作成支援やUpworkの使い方をレクチャーしています。
オンライン通話で丁寧にサポートしていますので、是非ご相談くださいね。
ココナラで行っていることはこの記事にも載せていますので、ご参照ください。