グローバル版「ココナラ」の「fiverr」というスキルマーケット型のプラットフォームがあります。
ココナラのように、自分のスキルを武器にサービスを展開して、世界中のユーザーとビジネスができるサービスです。
私はUpworkメインであまり触れてこなかったのですが、2024年になってから少しづつfiverrにも取り組むようになりました。
実績がない状態からのスタートですので、複数サービス登録して、誰かから連絡が来るのを待っていたのですが、fiverrでは詐欺っぽいメッセージがめちゃくちゃ来ます。
ひどい時には、1日で10件明らかに詐欺だとわかるメッセージが来ていました。
ほとんどの場合、すぐにシステム上検知されるのか、運営が検知してBANされるのですが、うまくすり抜けて詐欺をしてくる人も多数います。
かなり警戒していたのですが、実際に詐欺の被害に遭ってしまいましたので、同じ被害に遭う方が出ないように事例を紹介いたします。
詐欺案件の内容
親戚へのプレゼントを買いたい。日本で買えるギフトを代わりに買ってほしいというメッセージが届きました。
この時点で詐欺かもしれないと思ったのですが、「先払いならOK」という依頼をして、それに対して快諾していただき、fiverr上でサービス購入していただきました。
その後、vvgiftというサイトでVISAのギフトカードを買ってほしいと具体的な内容が告げられました。
※甥っ子へのプレゼントということで、ご丁寧にメッセージまで用意してくれました。
$200のギフトカードの購入を完了し、相手方に連絡をしました。
そして、ギフトカードを受け取った後、「入金された残高が0になっている」「あなたが不正を働いた」と言いがかりをつけ、オーダーをキャンセルされ、そのまま連絡が取れなくなってしまいました。
今回、私は「サービス購入してもらったから」と安心してしまったことで被害に遭ってしまいました。
オーダーはキャンセルできますし、この事実を説明したとて、プラットフォーム側が被害額を負担してくれることもないと判断し、私はこれ以上の調査はしないことにしました。
同じ被害に遭う方がいないよう、恥ずかしい話ではありますが情報共有いたします。
※より生々しい、実際の画像付きの体験談は後日noteで配信しようと計画しています
よくある詐欺パターン3選
ネット上には様々撰詐欺が横行しています。
代表的なものをいくつか紹介しますので、類似の連絡が来た際には詐欺と判断し、無視する、ブロックするなどを徹底してください。
【パターン1】プラットフォーム外への誘導
fiverrではメッセージ機能も決済機能も備わっています。
わざわざ外部のツールに誘導するということは、運営の目が届かない場所でよからぬコミュニケーションを取ろうとしている証拠です。
わかりやすい具体的としては、添付のようにtelegramへ誘導するものが多いです。
多くの場合、すぐに自動的にBANされますので被害に遭うケースは少ないかもしれないですが、添付画像内にtelegramのIDが記載されていたり、何度かメッセージのやり取りを繰り返してから誘導するケースもありますので注意しましょう。
【パターン2】商品購入の代行
今回私がやらかしたパターンです。
fiverrではプラットフォーム手数料が20%取られます。
更に、代行手数料がサービス提供側で上乗せされますので、依頼するメリットが非常に少ないです。
私のようなことになってロクなことがありませんので、断りましょう。
【パターン3】アカウントを貸してほしい
Yahooオークション、Lancersなど、日本国内でビジネスをしたいからアカウントを作るのを手伝ってほしい、もしくは貸してほしいという依頼が来ることがあります。
本人確認書類を提出する必要があったり、銀行口座の情報まで登録しなければ使えないケースもあります。個人情報を乗っ取られるリスクもありますので、応じないように徹底しましょう。
このようなケースに遭遇し、捨てアカウントでアカウントを貸したことがありますので、いつかまたブログ記事にしようと思います。
詐欺のパターンは変化する
いくつか代表例を挙げましたが、詐欺師は色んな方法で人を騙そうとしてきます。
角度は変わっても、本質的なところは代表例に通じるかと思いますので、「プラットフォームの外に出ない」「商品購入代行は信じない」「アカウントなど個人情報はみだりに渡さない」を徹底すれば、回避できる可能性は高まります。
気を引き締めて、外貨稼ぎをしていきましょう!