Upworkでの外貨ワークや副業で稼いでいる読者のみなさま、調子はどうでしょうか。
私は継続案件をうまく獲得できたこともあり、Upworkを見る機会が減ってしまったのですが、今後仕事を絶やさないためにも時々新着求人情報を確認しています。
Upworkでは単発案件も多数あるのですが、長期の取引に繋がる可能性もあります。
現に、私はUpworkで受注した3件の仕事のうち、2件が継続案件となって取引関係が続いています。
そんな私が気を付けている行動やマインドセットについてまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
ないところにはない
そもそも、継続案件を獲得するためには、継続案件を対応してくれるフリーランサーを探しているクライアントから仕事を受けなければいけません。
実績を作るために、個人ユーザーがUpworkで依頼を出しているような単発タスクをこなすことは重要ですが、それらが継続案件に繋がることは稀です。
副業収入を安定させたい、フリーランスとして生計を立てていきたいのであれば、継続案件を獲得することは必須です。
そのため、「継続的なビジネスに取り組んでいる個人事業主、もしくは企業の案件」に狙いを絞りこんでいきましょう。
Upworkでは、案件の継続期間(Project length)の記載がありますので、この期間が長いもので絞りこめば、必然的に継続案件獲得の確度は上がるでしょう。
信頼関係を築くチャット連絡のコツ!
プロジェクト期間が長い案件のProposalが通った!
しかし、油断は禁物。ここからが本番ですよね。
ビジネスは人と人のつながり。信頼関係で成り立っています。
Upworkで取引をする場合、見知らぬ人とのやり取りですし、最初はチャット連絡だけで相手の顔もわかりません。
質の悪いフリーランサーを雇用してしまったことや、フリーランサーが仕事をバックレるような経験も何度もしていることでしょう。
クライアントは、あなたのことを信頼できるかどうかを、チャットのやり取りから吟味し始めています!
仕事の実績やスキルに依存しない、明日から実践できるコミュニケーションで「信頼」を勝ち取っていきましょう!
下記、私が徹底していることの一例です。
・チャットへのレスポンスは即行う!
・クライアントのコアタイムに連絡する!
・タイムゾーンを考えて相手に合わせて連絡をする!
・連絡はこまめに!毎日1回以上は必ず連絡を取る!
・オンライン通話の依頼は喜んで対応する!
・Bad News Fast!
チャットへのレスポンスは即行う!
簡単なようで以外と徹底できないことです。
ビジネスは競争社会。
偏った言い方ですが「言ったもの勝ち」「やったもの勝ち」「早いもの勝ち」です。
クライアントは忙しいのでUpworkに仕事依頼を出しています。
早くいい人を見つけて、早く仕事を前に進めたい訳です。
ビジネスオーナーはせっかちですので、相手を待たせてはいけません。
待たせている間に、あなたのライバルがあなたの仕事を奪っていく可能性もあります。
電光石火のチャットスピードでチャンスを掴みましょう!
そして、そのスピードがあなたの武器になり、信頼関係の強化にもつながります。
スキルがなくても、実績がなくても徹底できることですよね?
ぜひ、スピードを意識して取り組んでみてください。
クライアントのコアタイムに連絡する!
これは前述した即レスの話にも結び付きます。
Upworkでのクライアントは海外の場合がほとんどです。
できるだけ、相手の生活のコアタイムに集中的に連絡を取るようにしましょう。
副業でUpworkで稼ぐために仕事をしている人にとっては都合がいいのですが、
ヨーロッパやアメリカのクライアント相手だと仕事終わりがちょうど相手のコアタイムでコミュニケーションがスムーズだったりします。
コアタイムがお互いにあまりにもズレてしまうと、コミュニケーションが1日1回しか取れないような状況に陥ります。
クライアントがどこの国で仕事をしているのかを意識してコミュニケーションを取りましょう。
そうすることで、コミュニケーションがスムーズに進み、お互い気持ちよく仕事ができるでしょう。
タイムゾーンを考えて相手に合わせて連絡をする!
クライアントのコアタイムに連絡する!の話のように、Upworkではクライアントは高い確率で海外にいます。
ミーティングをする機会もあるかと思いますが、日時設定をするときは相手のタイムゾーンで日時を記載して候補日を打診しましょう。
タイムゾーンがハッキリわからない場合は、聞いてしまっても全く失礼になりませんのでご安心ください。
連絡はこまめに!毎日1回以上は必ず連絡を取ること!
いざ案件を開始となった後の話ですが、最低でも毎日1回以上はクライアントとコミュニケーションを取りましょう。
繰り返しになりますが、Upworkでの取引はお互いに見知らぬ相手。
信頼できるかどうか、進捗は大丈夫か、ちゃんと納品されるのかクライアントは不安です。
ですので、最低でも毎日1回は連絡をしましょう。
私は、例えば翻訳案件で納期まで1か月ある場合、毎日その日の作業内容や進捗状況について連絡することを徹底しています。
これを徹底することで、クライアントとしては仕事の進む具合が把握できて、問題なく仕事が進んでいると安心できます。また、こまめに連絡をくれる人だという印象も生まれるので信頼関係が積みあがります。
オンライン通話の依頼は喜んで対応する!
チャットで連絡をしていると、オンライン通話で打ち合わせの打診があるかと思います。
文字だけのコミュニケーションだけでなく、顔を合わせて言葉で会話をすると親近感が湧きますよね。
「メラビアンの法則」というものを聞いたことがあるでしょうか?
言語から得る情報はたった7%であり、ほとんどが聴覚や視覚情報であるというものです。
- 言語情報(文面や話の内容など):7%
- 聴覚情報(声のトーンや話の早さなど):38%
- 視覚情報(見た目など):55%
チャットだけのやり取りだけでなく、オンライン通話をすることで意思疎通が格段にスムーズに行うことができますし、お互いに安心して仕事を進めるキッカケになるのではないでしょうか。
Bad News Fast!
文字通りですが、悪いニュースは最速で伝えましょう。
クライアントには良いニュースを伝えたいという気持ちはわかります。
ですが、仕事にトラブルやミスは付き物。
トラブルやミスが起きたときは、最短で連絡しましょう。
例えば、あなたが風邪を引いて仕事が数日できないという事実や、仕事でミスをしてクライアントに修正対応をしていただかないといけない場合など、想定外のことはすみやかに報告です。
早い段階でトラブルやミスを検知できると、リカバリーにかけるコストや時間も最小限に抑えられることができます。
1秒でも早く報告できるように意識しましょう。
仕事の成果報告について
納期よりも少し早く納品!
クライアントから納期を指定されることが多いかもしれませんが、Upworkでの仕事では納期が作業者側に委ねられることもあります。
いずれの場合においても、納期は必ず守ることは大事だということはわかりますよね?
ただし、納期を守ればいいということではなく、必ず少し早く納品することを徹底しましょう。
早めに提出することで、下記のようなメリットがあります。
・クライアント側の後工程作業が早く進む
・想定よりも早く終わったというスピード感が評価してもらえる
・納品後の修正対応も含めて余裕が生まれる(ギリギリに納品すると、フィードバックが来たら本来の納期を超えてしまう)
ただし、早くやればいいという訳ではないので、しっかりと品質チェックしてから納品しましょう。
もちろん、Bad News Fastですので、納期がギリギリになる場合や、納期を超えてしまう可能性がわかった時点ですぐに連絡しましょうね。
自分の仕事の役務外で気になったことを伝える
これはプラスアルファで出来ればベターという内容です。
例えば、自分に与えられた仕事が英語→日本語の翻訳だとしましょう。
自分の仕事は文章を翻訳して納品することですが、プラスアルファで気になったことをクライアントに伝えられると良い印象を与え、信頼を勝ち取れる可能性が増えます。
例えば、下記のようなものです。
・翻訳文章が掲載されるWebページをチェックし、レイアウト崩れを指摘する
・自分の担当範囲でないページを確認し、誤字脱字や文章の誤用について指摘する
・SEOを意識した文章を作成する
クライアントがあなたに期待していることは、提示された仕事内容ですが、その期待を少し超えることで評価は高まりますし、案件の継続や、アップセルに繋がる可能性も出てきます。
ですので、指摘だけでなく提案をセットで行いましょう。
普段から知識や技術を高める努力をしていれば、別角度から見た指摘や提案ができるようになります。
副業ワーカーなら、本業の知識が活きるかもしれないですね。
まとめ
・継続意思のないクライアントからは継続案件は来ない、企業の継続案件を狙っていこう
・チャットへのレスポンスは即行う!
・クライアントのコアタイムに連絡する!
・タイムゾーンを考えて相手に合わせて連絡をする!
・連絡はこまめに!毎日1回以上は必ず連絡を取る!
・オンライン通話の依頼は喜んで対応する!
・Bad News Fast!
・納期よりも少し早く納品!
・自分の仕事の役務外で気になったことを伝える
上記を見て、特殊なスキルが必要なものはあるでしょうか?
おそらく、最後の項目以外は「意識をすればできること」のはずです。
繰り返しになりますが、ビジネスは人と人のつながり。信頼関係で成り立っています。
当たり前のことをすれば、信頼値が積み重なります。
私は、特殊なスキルや高度なスキルがないので、こういった行動を徹底することで信頼値を積み上げることができ、継続案件を勝ち取ることができたのかな?と思っています。
Upworkでも本業でも仕事の本質は同じものが多いはず。
クライアントの信頼を勝ち取って、しっかり外貨を稼いでいきましょう。
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